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刺激と反応~起きたことに対して、どう返すか~陽転思考という考え方

日々過ごしていると、何かしらイベントが発生します。

それが本人にとって嬉しいイベントならいいです。

でも、嬉しくないイベントだったらどうでしょう?

  • 遅刻した
  • 説教された
  • 忘れ物した
  • フラれた

そんな嬉しくないイベントが起こったときに役立つ考え方をお伝えします。

目次

刺激と反応

起こったことというのは変えられません。

例えば、Aくんが、Bさんにビンタされました。

このAくんがBさんにビンタされたということは、Cくんが見ても、Dちゃんが見ても変わりませんよね?

でも、受け取り方は違います。

Aくんはビンタされて泣き出してしまいました。

Eくんの場合、ビンタされたことに対して怒り、Bちゃんに反撃します。

Zくんの場合は、なんと恍惚な表情を浮かべました(笑)

Zくんのように、世の中には、お金を払ってまで鞭打たれたい人もいるらしいです。

千差万別、人間って不思議ですよね(笑)

このように受け取り方は一人一人違うんですよ。

起こったことを『刺激』と呼びます。

受け取り方を『反応』と呼びます。

刺激は一つ、反応は・・・

刺激は一つでも、反応は無数にあります。

これが人生おいて非常に役に立つ考えになります。

例えば、仕事でミスをして上司に怒られたとしましょう。

【ケース1】
怒られたことに落ち込み、ヤケ酒をし、友達や恋人に愚痴を言う。
→最悪のパターン。この時間、なんの成長もありません。そして、なにも解決されず、また繰り返すことでしょう。

【ケース2】
怒られたけど、「ま、そんなこともあるよね。次は大丈夫さ♪」と楽観的に考える。つまり、ポジティブシンキング。
→ケース1に比べるといいかもしれないですが、実は結構危険な考え。
ポジティブシンキングは、起こったことに対して、それでいい、大丈夫、気にするなと無理やり明るい方向に考えること。
数回なら大丈夫かもしれませんが、これが続くと、心のバランスが崩れて、明るく振舞っているのに、心は泣いているなんてことに・・・

【ケース3】
怒られてしまった。うん、これはしっかりと受け止めよう。でもラッキーだ。今回起こったことから対策を取ろう。
→こんな風に考えることができたら、最高です。一旦は起きてしまったことを受け入れ、そこから良い点を見つける。同じようなことが起こっても、同じ間違いはしないでしょう。

陽転思考

このケース3のような考え方を陽転思考と言います。

和田裕美さんの『人生を好転させる「新・陽転思考」』には陽転思考についてこんな風に書かれています。

物事にはプラスとマイナスがあります。

ポジティブシンキングではプラスを見るようにして、マイナスは見ません。

一方、陽転思考では、プラスとマイナスの両方を見て、どっちがいいか自分でチョイスする方法を採ります。

もしくは、あたかも100%マイナスにしか見えない物事からプラスを探して、そこからマイナスとプラスをもう一度見直して、どっちがいいかを自分でチョイスする考え方です。

引用:人生を好転させる「新・陽転思考」

ケース3では、怒られたというマイナスな面と、対策が取れるからラッキーだというプラスの面を見て、次に繋げようとしています。

このように陽転思考で物事を考えることができるようになれば、大抵のことがプラスの材料に変えることができます。

まとめ:陽転思考を身に付けて、ワクワクしよう

今回は刺激と反応、陽転思考についてお伝えしました。

この陽転思考、日頃から訓練しておかないとなかなか使えません。

ぼくも修行が足りないので、何か起こると結構落ち込みます。

で、ちょっと時間経ってから、やっと良い面を探せるようになります。

修行を積んで、良い面が探せるまでの時間をもっと早くできるようになれれば、最強だと思います。

落ち込む時間1秒。立ち直る時間1秒。

陽転思考を身に付けて、ワクワクできる選択肢を選んでいきましょ~

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